1. 個人情報がオンラインで盗まれていないか確認する
データ侵害は、個人情報の盗難やアカウントの乗っ取りにつながる可能性があります。盗まれたデータを使用して、犯罪者は、たとえば、あなたの名前で商品を購入したり、ローンを組んだりすることができます。毎年、ハッカーはデータ侵害で何十億ものユーザーから個人情報を盗んでいます。あなたのデータもある時点で盗まれた可能性があります。
F‑Secure Identity Theft Checkerを使用して、データの状況を無料で確認いただけます。あなたのデータが盗まれているとしたら、多くの場合、犯罪者によるデータの利用を防ぐことができます。そのため、自分の情報が盗まれたかどうかを確認することは、本当に大事なことです。
2. 不要なオンラインアカウントやアプリを削除する
オンラインアカウントには、メールアドレス、パスワード、電話番号、クレジットカード番号、自宅住所などが含まれます。そのため、データの侵害は深刻な脅威です。使用しなくなったアカウントは削除して、犯罪者にデータを盗まれないようにしましょう。
また、使わなくなったアプリも削除して、リスクを最小限に抑えましょう。アプリの中には、連絡先、メッセージ、写真などにアクセスする権限を持つものがあります。また、バックグラウンドであなたに関するデータを収集している可能性もあります。アプリに関連するアカウントがある場合は、それも削除することを忘れないでください。
3. ユニークなパスワードと2要素認証を使用する
犯罪者は、オンラインアカウントのパスワードを盗むと、そのパスワードを使って他のアカウントにアクセスしようとします。同じパスワードを複数のサービスに利用する人が多いため、アカウントに侵入されることがよくあります。1つのパスワードですべてのオンラインアカウントに侵入されないように、すべてのアカウントでユニークなパスワードを使用します。F‑Secure ID Protectionのようなパスワードマネージャーは、ユニークなパスワードを記憶するのに役立ちます。
アカウントを保護するもう一つの方法は、2要素認証を使用することです。指紋やSMSで送信されるコードなど、もう一つの認証方法を追加するもので、犯罪者がパスワードだけで侵入できないようにします。2要素認証はすぐに有効にすることが可能で、何かをインストールしたりや購入したりする必要はありません。
4. 安全なブラウザでオンラインの安全性を高める
ブラウザは、インターネットにアクセスする1つの方法です。オンラインでの購入、ダウンロード、検索などのほとんどは、ブラウザを通して行われます。そのため、ブラウザのセキュリティは重要です。FirefoxやBraveなど、プライバシーとセキュリティの両方に重点を置いたブラウザを使い始めましょう。
また、新しい脅威に対応するために、ブラウザを常に最新の状態に保つことも重要です。ブラウザのアドオンやプラグインも同様です。
5. 無料のウイルススキャンを実行する
デバイスにウイルスが侵入すると、パソコンやスマホにダメージを与えたり、動作が遅くなったり、パスワードが盗まれたりするなどの被害が出ます。ウイルスはできるだけ早く駆除したほうがいいです。
ウイルスを、高速かつ無料で削除する方法を説明します。Windows PCを使用している場合は、F‑Secure Online Scannerを使用して無料のウイルススキャンを実行します。所要時間はわずか1分です。
Mac、Androidスマートフォン、タブレットをお使いの方は、F‑Secure Internet Securityの30日間無料トライアルを開始してください。このアプリは、デバイスからウイルスの可能性があるものを削除します。トライアルでは、クレジットカード情報を入力する必要はなく、トライアル後にアプリを購入する必要はありません。ウイルス対策を行うことで、将来の感染を防ぐことができます。